デポジット型クレジットカードには複数の種類があり、自分に合ったカードを選ぶことが満足してカードを使い続けるためのポイントです。

自分に合うカードを見極めるには、カードの違いや特徴などを把握しておきましょう。

この記事では、デポジット型クレジットカードの種類や特徴、おすすめの選び方などについて解説します。また、気をつけたいポイントも紹介するため、クレジットカードの代わりの選択肢をお探しの方は参考にしてみてください。

デポジット型クレジットカードの種類を把握して自分に合ったカードを見つけよう

デポジット型クレジットカードの種類を把握して自分に合ったカードを見つけよう
カードには個人で利用できるカードと法人で利用するカードに大きく分けられます。さらに、カード会社やランクによって、受けられるサービスや年会費なども異なるため、よく調べておくことが重要です。

この記事を最後まで読むことで、デポジット型クレジットカードの種類に関して理解することができます。そして、自分に合ったカードを見つけられるでしょう。

デポジット型クレジットカードとは?

デポジット型クレジットカードは、クレジットカードを持てない方をターゲットにした保証金を預けて利用するカードです。

キャッシュレス決済が世間的に増えてきたことで、クレジットカードが持てない方からすると、魅力的な選択肢のひとつでしょう。

ここからは、デポジット型クレジットカードの仕組みや特徴、一般的なクレジットカードとの違いなどについて解説します。

保証金方式のクレジットカード

保証金方式のクレジットカード
デポジット型クレジットカードは、デポジット(保証金・一時預かり金)を入れることで、利用できることが特徴のクレジットカードです。

カードの利用上限額は、保証金の額によって異なります。

保証金は申し込み時にいくらに設定するか決めるのが一般的で、ユーザーが自由に増やしたり減らしたりできるものではありません。金額の段階も3万円の次は5万円、5万円の次は10万円とカード会社によって決められているタイプと、1万円単位で申込者が金額を決められるタイプがあります。

初期費用として保証金額を現金で用意しておく必要があることを覚えておきましょう。

一般的なクレジットカードとの違い

一般的なクレジットカードを利用する際には保証金は必要なく、デポジットの有無が大きな違いです。

デポジット型クレジットカードは、事前に保証金を用意しないといけないため、初期費用がかかってしまいます。しかし、カード会社は保証金があることで未払いのリスクを軽減させられることから、クレジットカードの審査よりも柔軟であることが特徴です。

どちらのカードも普段の使用方法は同じで、店舗やネットショッピングどちらでも利用できます。世の中のキャッシュレス化が進んでいる現代では、カードを持っていることで利便性が高くなるでしょう。

保証金の準備から返還までの流れ

まずは、希望するカード会社やカードの種類を選び、申し込みを行います。

保証金を入金するタイミングはカード会社によって異なり、入金の確認が取れてからカードの発行が行われたり、カードの受け取り時に代引きで保証金を渡したりします。

なお、初期費用には保証金以外にも年会費や発行手数料などが発生するため、申し込みするカードの詳細をよく調べておきましょう。

カードを解約・更新しない手続きを行った際には、保証金が返還されます。未払いがない場合はスムーズに保証金が返ってきますが、未払いがあると返還されるまで時間がかかるため注意が必要です。

デポジット型クレジットカードの種類

デポジット型クレジットカードの種類
デポジット型クレジットカードは、個人利用はもちろん法人での利用にも対応しています。

審査のハードルが低いことから、経営状況を問わず起業したばかりの会社でもカードの発行ができます。プライベートとビジネスのカードを使い分けたい方にもおすすめです。

ここからは、デポジット型クレジットカードの種類について紹介します。

個人向け

個人利用向けのカードは、信用情報に不安を感じている方でも利用しやすいことが大きな特徴です。アルバイト・パートで働く非正規雇用の方や、過去にクレジットカードの支払いやスマホの分割払いを滞納してしまったことのある方でも審査に通る可能性があります。

国際ブランドは、JCBやMastercardなど複数の選択肢があり、国際ブランドによってはお店で対応していないと断られるケースもあるため、自分のライフスタイルに合ったものを選ぶことが重要です。

また、申し込みをしてから手元にカードが届くまでの日数もカード会社によってバラつきがあります。重視する条件を明確にしておくとカード選びがスムーズになるでしょう。

法人向け

デポジット型クレジットカードは個人利用だけでなく、法人利用に適したビジネスカードもあります。クレジットカードと異なり、起業してまだ間もない会社や個人事業主でも持ちやすいことが特徴です。

とくに赤字経営の会社や、決算書の提出が難しい会社は一般的なクレジットカードだと審査に通れない可能性が高いでしょう。そのような会社も、デポジット型クレジットカードがおすすめです。

利用明細の照会ができ、経費管理も簡単になります。プライベートで使用するカードとビジネスで使用するカードを使い分けたい方にも適しているでしょう。

債務歴がある人でもデポジット型クレジットカードの作成は可能ですか?
債務整理や長期の延滞があると、「お金にルーズな人」と判断されてしまい審査通過は難しくなってしまうのが一般的です。デポジット型クレジットカードでもクレジットカードよりは審査のハードルが低いですが、必ずしも作成できるとは限りません。
とくに金融トラブル直後のようなケースでは審査に通りにくいでしょう。不安な場合は、審査の柔軟性を謳っている会社を選ぶことがおすすめです。

デポジット型クレジットカードのメリットとデメリット

クレジットカードが持てない方にとって魅力的なカードですが、良い点ばかりではありません。利用を開始する前に、欠点や注意点を確認しておくことで後悔のリスクを減らせます。

ここからは、デポジット型クレジットカードのメリットとデメリットについて紹介します。

デポジット型クレジットカードのメリット

デポジット型クレジットカードのメリット
審査が柔軟であり、一般的なクレジットカードが利用できない方でもカードを持てる可能性があることが大きなメリットです。

また、利用上限額を調整できるため、使い過ぎを抑えられる効果もあります。例えば、「プライベートで使用するカードは持っているけれど、仕事用で使うカードは分けたい」と考えているフリーランスの方にもおすすめです。経費予算も設定でき、明細も確認しやすいでしょう。

なお、このカードで返済実績を積むことで、信用情報機関にプラスの要素を登録できることも魅力のひとつです。今後の審査や借入れを行う際に役立つでしょう。

デポジット型クレジットカードのデメリット

デポジット型クレジットカードのデメリット
デポジットが必要であるがゆえに、まとまった初期費用が必要になることが一番のデメリットです。

デポジット型クレジットカードの利用上限額は、保証金をいくら入れたかによって異なります。100万円程度の上限を設けておきたい場合には、保証金として100万円預け入れる必要があります。

また、クレジットカードに比べてカードの種類が少なく選択肢が限られてしまうことや、ポイント還元率の低さ・年会費が無料であるところがほとんどないことも注意点です。

基本的にはクレジットカードが持てない方を対象にしているカードであるため、一般的なクレジットカードが持てる方はそちらを選択した方がお得に利用できます。

デポジット型クレジットカードの選び方

デポジット型クレジットカードの選び方
一般的なクレジットカードに比べると数は限られてしまいますが、デポジット型クレジットカードも複数の種類があり、満足に使い続けるには自分に合ったカードを選ぶことが重要です。

年会費や発行手数料、付帯サービスの有無などもよく比較しておきましょう。

ここからは、デポジット型クレジットカードの選び方について紹介します。

デポジットできる限度額をチェック

デポジットできる限度額は、カード会社やカードの種類によってそれぞれ異なります。上限が30万円だった場合、いくら申込者が現金を用意していても30万円以上の利用はできません。

また、最低保証金額もあわせてチェックしておきましょう。自分が用意した保証金額がカード会社が設定した最低保証金額に満たない場合は、そのカードは使えないため注意が必要です。

基本的に限度額が高くなるほど年会費も高くなる傾向があります。年会費はカード維持費にも直結するポイントであり、よく調べておくことが重要です。

金額設定の変更方法も確認しておくとスムーズな利用ができるでしょう。

付帯サービスの有無も確認

家族カードやETCカードの発行、不正利用時の補償などクレジットカードと同じようにカードの種類によってさまざまな付帯サービスがあります。

サービスが充実しているほど、ランクの高いカードである可能性が高く、年会費も高額になっていきます。自分自身が必要とする付帯サービスなら付いているものを選ぶべきですが、とくに必要としていないサービスがいくつも付いた年会費の高いカードを持つのはおすすめしません。

よく調べずにカードを発行し、あとから自分が選んだランクのカードでは欲しかったサービスが対象でないとなると、後悔する原因になります。このようなことからも、付帯サービスはよく確認しておくべきポイントです。

年会費は維持費に直結するポイント

利用金額の多い少ないに関係なく、年会費は決められた額を毎年支払う必要があります。

ゴールドカードなど、付帯サービスが充実していたりポイント還元率が高く設定されていたりするものは、年会費も高額です。また、デポジット金額の上限も関係しており、上限額が高いカードほど年会費は高い傾向があります。

ネットショッピングや普段の買い物など、高額利用の予定がない場合にはなるべく年会費のかからない・安いカードを選ぶことがおすすめです。

多くのカード会社では、年会費のほかに、更新時の発行手数料や事務手数料も発生するため気をつけましょう。

デビットカードやプリペイドカードとの違いは何ですか?
デビットカードは使用した瞬間に引き落としが行われるため、引き落としのタイミングがデポジット型クレジットカードと異なります。
プリペイドカードは事前にチャージをして利用する前払いのカードであり、チャージの有無が異なります。
「家計管理がしやすい」という点ではそれぞれ共通していますが、利用方法や仕組みの違いをよく理解しておくことが重要です。

デポジット型クレジットカードの気をつけたいポイント

便利なデポジット型クレジットカードですが、いくつかの注意点もあります。とくに保証金の返還に関してや、必ずしも審査に通れるわけではない点は、カード会社の種類を問わず、共通して気をつけておきたいポイントです。

特徴や注意点を理解して利用することで、より快適にカード利用が続けられます。

ここからは、デポジット型クレジットカードの気をつけたいポイントを解説します。

高額利用には不向き

高額利用には不向き
預け入れた金額を上限にしか利用できないため、高額利用には向いていません。高額利用を予定している場合は、それだけの金額を用意する必要があります。

また、デポジット型クレジットカードの場合は使い過ぎた月の支払いを分割払いやリボ払いに変更できません。これは種類に問わず、支払いは一括に限定されていることが理由です。

高額な買い物にデポジット型クレジットカードを使用する際には、それだけの利用枠を準備しておくことと、支払い方法の選択肢は一括払いのみになっていることに気をつけましょう。

未払い金があると保証金は返ってこない

解約時にカード利用料金の未払いがあったり、年会費・事務手数料などの支払いができていない状態だったりすると、保証金から代金を差し引かれます。そのため、手元に返ってくるのは、保証金から未払金を差し引かれた額になってしまうため気をつけましょう。

なお、「保証金から差し引かれるならそれでも構わない」という考えは危険です。クレジットカードの利用履歴は信用情報機関に登録されており、結果的に支払いを行ったとしても滞納(期日より遅れての支払い)として記録されてしまうため、今後の審査時にマイナスな影響を与えてしまいます。

保証金は戻ってくる仕組みですが、全額返還してもらうには支払い状況など、条件を満たしている必要があることに注意しましょう。

必ずしも審査に通るわけではない

クレジットカードが持てない方を対象としたカードであり、審査は柔軟なことが特徴ですが、必ずしも利用できるわけではないことに注意が必要です。

とくに転職して間もない方や、債務整理や自己破産をしてからの期間が浅い方は気をつけましょう。

デポジット型クレジットカードの審査では、信用情報よりも返済能力を重視していることと、保証金を入れることでカード会社がリスク管理を行えることが審査のハードルが低い理由です。

無職だったり転職して間もない状態だと、返済能力がないと判断されかねません。また、信用情報も全く影響しないわけではないため、債務整理や自己破産をしてからの期間が浅い場合にも「また料金を踏み倒されるのではないか…」という懸念につながります。

デポジット型クレジットカードは誰でも作れますか?
デポジット型クレジットカードは、信用情報に不安がある方や設立して間もない会社でも作成がしやすい柔軟な審査が特徴です。
しかし、誰でも作れるというわけではありません。審査基準はカード会社によってそれぞれ異なります。返済能力や信用情報が審査基準に満たないとデポジット型クレジットカードの利用はできないため、気をつけましょう。

デポジット型クレジットカードの審査時に見られている項目

デポジット型クレジットカードの審査時に見られている項目
クレジットカードよりも審査が柔軟であることが、デポジット型クレジットカードの特徴のひとつですが、誰でも利用できるわけではありません。

ここからは、デポジット型クレジットカードの審査時に見られている項目について紹介します。

申込者の本人確認

まず、不正利用を防ぐために実在する人物であるかどうかの本人確認が行われます。主に名前や住所、生年月日の情報に加え、顔写真も本人と一致するか見られています。

本人確認に用いられる基本的な提出物は、運転免許証やパスポート、マイナンバーカードなどです。

もし、引っ越して間もないなど現住所と提出物との情報に違いがある場合は、追加で確認作業が必要になるケースもあります。スムーズな審査を実現させるためには、現在の情報と提出物の情報が異なる場合は、速やかに更新手続きを済ませておくことがおすすめです。

期限が切れているものは証明書として無効になるため、気をつけましょう。

返済能力

デポジット型クレジットカードの審査時に、最も見られているのが返済能力です。

返済能力には、年収や勤務先・勤務年数、雇用形態などが含まれます。また、ほかに借入れを行っていないかもチェックされており、年収に対していくつもの高額な借入れを行っている場合は「滞りなく返済を行うのは厳しいのではないか」と懸念されるポイントでもあります。

転職して間もない方や非正規雇用で働く方は、正社員で長年勤めている方に比べて収入が不安定と見なされてしまいがちです。申し込み時には、無理のない保証金額を設定しておくことが審査に通りやすくなるコツです。

信用情報

金融商品である以上、信用情報機関に登録された信用情報も調べられています。債務整理や自己破産などの経歴があったり、度重なる延滞が行われていたりする場合には、金融トラブルとして記録されており、審査の厳しさや金融トラブルの程度次第では審査に通れません。

こうした信用情報の傷は、一定の期間が経過しないと消えることはなく、5~7年程度の時間がかかります。一度ついてしまった金融トラブルの情報は、数年待たないとクリアにならないため、日頃から支払いの期日を守り計画的にお金を使うことが重要です。

なお、社内ブラックは半永久的に記録されることにも気をつけましょう。

クレヒスを積むことで今後の信用情報に良い影響を残せる

クレヒスを積むことで今後の信用情報に良い影響を残せる
現在、信用情報に傷があり、審査になかなか通れない場合でも、デポジット型クレジットカードを利用して確実な返済実績を積み重ねる(クレジットヒストリーを積む)ことで、信用情報に良い影響を与えられます。

クレヒスをどれだけ重ねても、金融トラブルの履歴が消せるわけではありませんが、審査や借入れを行う際にきちんと返済を行っていた履歴が残っているのはプラス要素になるでしょう。

これは、デビットカードやプリペイドカードにはない、デポジット型クレジットカードならではのポイントです。しかし、返済を怠ってしまうとさらに信用情報は悪化してしまうため注意が必要です。

まとめ

①デポジット型クレジットカードには、カード会社やグレードによっていくつもの種類がある
②保証金を預けることで未払いのリスクを軽減させられることが、デポジット型クレジットカードの審査が柔軟である要因のひとつ
③個人利用はもちろん、法人利用に適したカードもあり、目的に応じて自分に合ったカードを選ぶことが重要
④デポジットできる限度額や、付帯サービスの内容をよく調べておくことが後悔しないためのポイント
⑤審査時には本人確認のほかに返済能力や信用情報などが見られている

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グーネット定額乗りマガジン編集部
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