目次
車を運転していても特に気になることがなければ、定期的にメンテナンスする必要性を感じないかもしれません。しかし、事故や故障なく安全に車に乗り続けるためには、メンテナンスが欠かせません。
この記事では、車のメンテナンスとは何か、その重要性について解説します。また、セルフでできるメンテナンス項目と業者に依頼したほうがよいメンテナンス項目についても紹介します。
車のメンテナンスは手間がかかるが安全のために欠かせない
車に安全かつ安心して乗るためにも、そして車の寿命を延ばすためにも、車のメンテナンスは重要です。
「車検はきちんと受けていて、問題なく走行できているから大丈夫」と思われるかもしれませんが、予想外のトラブルを防ぐためにもメンテナンスは欠かせません。
事故を起こしてから後悔しないよう、多少手間がかかっても日頃からメンテナンスを行いましょう。
車のメンテナンスとは?
車のメンテナンスとは、車が安全に走行できるようにするための点検やお手入れです。走行距離や走行時間が長くなれば、車の部品はどうしても摩耗したり劣化したりしてしまいます。そのため、異常が起きていないか点検することが大切です。
例えば、エンジンオイルやブレーキオイルの交換などのお手入れをすることが、車のメンテナンスです。
車のメンテナンスを行う目的は、事故や故障などのトラブル防止です。
走行距離や時間が延びるにつれ摩耗や劣化してしまった部品をそのままにしては、走行中に突然故障してしまうかもしれません。最悪の場合には、大事故につながってしまうおそれもあるでしょう。
そのようなトラブルを未然に防ぐために、車のメンテナンスは大切です。普段と変わらずに走行できていると、ついメンテナンスを先延ばししてしまうかもしれませんが、車の中では重大な問題が起きている可能性もあります。整備不良を放置せず、責任を持って点検やお手入れをしてください。
車検は、検査の時点においてその車が国の定めた安全・環境基準に適合しているかどうかをチェックするものです。車検に合格していない車は公道を走行できません。この内容については車を所有する方ならご存知でしょう。
ただ、車検でのチェック項目は必要最低限のもので、「次の車検の時期まで安全に走行できる」と保証しているわけではありません。車検を受けた時点では基準に適合していても、持続的な安全性までを保証してはいないのです。
そのために重要なのが日頃のメンテナンスであり、これは車を運転する方の義務とも言えます。車検を受けていても、メンテナンスは必要なのです。
自分で実施できるメンテナンス項目
ここからは、自分で実施できる車のメンテナンスについて紹介します。
車いじりが好きといった方は別として、自分で車のメンテナンスをすることに対して、「難しそう…」「何をすればよいか分からない…」と思われる方が多いかもしれません。
しかし、メンテナンスの中には機械が苦手な方でも手軽にできる項目があるため、まずはやってみてください。
洗車の目的は、見た目をきれいにするだけではありません。車のボディに付着したホコリや汚れは放置すると時間とともに落ちにくくなり、塗装劣化の原因にもなります。
無理に落とそうとすると、塗装を傷つけてしまうおそれもあるでしょう。そのため、1カ月に1回くらいのペースで洗車することをおすすめします。それほど汚れていないと思っていても、走行中は空気中のチリに晒されている状態のため、定期的に洗ってください。
さらに、雨の後で泥がついてしまったり海岸沿いを走って塩分がついてしまったりしたときには、なるべく早く洗車しましょう。塩分がついたままでは錆びやすくなってしまうため、注意が必要です。
タイヤの状態も1カ月ごとに確認してください。溝がすり減っていないか、空気圧はどのくらいあるかなどをチェックしましょう。
溝がすり減っているとスリップしやすくなり、バーストのおそれもあります。空気圧が適正でないと、乗り心地が悪くなるだけでなく燃費も悪化してしまいます。
タイヤの溝は、目視で確認可能です。新品のタイヤの溝は8mmくらいですが、走行距離が増えると摩耗して深さが浅くなっていきます。溝が3〜4mmくらいにまで減ったときには、なるべく早く交換しましょう。
空気圧の測定には、ガソリンスタンドにあるエアゲージを使用します。カー用品店などで販売もしているため、自分で購入してもよいでしょう。タイヤの空気は自然に抜けていくため、月1回のチェックが大切です。
夜道を安全に走行するためにも、ヘッドライトはいつでも正常に作動していなくてはいけません。もし片方でも切れたまま走行してしまうと、整備不良で交通違反となり、反則金の対象にもなってしまいます。寿命で走行中に突然切れてしまう可能性もあるため、定期的に交換するよう心がけてください。
ヘッドライトの電球には、ハロゲンランプ、HID、LEDなどがあり、それぞれに交換が必要な時期が異なります。電球の種類によって3〜15年ほど持つため、いつ交換していて次にいつごろ交換すべきなのか分かるようにしておきましょう。
ヘッドライトが片方切れていても、運転中に自分では気付きにくいかもしれません。たまに確認するようにもしましょう。
エンジンの冷却水は、クーラント液とも呼ばれます。エンジンが加熱しすぎてオーバーヒートしないようにエンジンを冷やす働きをしており、錆や凍結を防ぐ効果もあります。
この冷却水が劣化したり漏れて不足してしまったりするとオーバーヒートの原因になってしまうため、定期的に点検や交換をしましょう。
冷却水には種類がいろいろとあります。赤や緑の冷却水は2年ごとの交換が必要です。ピンクや青の冷却水は7〜10年ほどで交換しましょう。いつ交換したのか分かるようにしておき、次の交換時期を忘れないでください。
7〜10年タイプの冷却水についても、量が減ってきているようであれば2年おきくらいを目安に補充するようにしてください。
ウインドウォッシャー液の点検や補充も、定期的に行ってください。普段からよく使うものではありませんが、必要なときに切れてしまっていると困ります。1カ月ごとを目安にして点検し、常に満タンになるように補充しておきましょう。
ガソリンスタンドなどでやってもらうこともできますが、慣れれば自分でできる作業内容のため、ぜひやってみてください。やり方が分からない場合には、まずは業者で教えてもらうことをおすすめします。
お住まいの地域によっては、冬は寒冷地用のウォッシャー液を使用するとよいでしょう。寒い日でも凍ることがないため、いざというときにすぐに使えます。
ワイパーゴムやワイパーブレードも徐々に劣化していくため、定期的に交換するようにしてください。
ワイパーゴムは1年ごとに交換することをおすすめします。ゴムは劣化しやすく、そのままの状態で使用を続けていると、フロントガラスの雨水をしっかり拭き取れません。雨水が拭き取れずに視界が悪くなってしまうと、運転に支障をきたします。
ワイパーブレードは2年ごとを目安に交換するとよいでしょう。ワイパーゴムを新品に換えても、ワイパーブレードが劣化してしまっていると雨水を除去しきれなくなってしまいます。機能が悪くなってきていると感じたら、ワイパーブレード自体も交換してください。
エアコンフィルターも1年ごとを目安に交換しましょう。
エアコンフィルターには、暖房・冷房・送風時に車外の空気をきれいにして車内に取り入れてくれる働きがあります。空気中のホコリや花粉などを除去してくれますが、いつまでも使い続けてしまうとフィルターが詰まってエアコンの効きが悪くなってしまいます。エアコンをつけるたびに、車内に嫌な臭いが充満するようになってしまうかもしれません。
基本的にエアコンフィルターは使い捨てのため、1年ごとに交換してください。洗えるタイプの場合も、1年を目安に交換したほうがよいでしょう。車内でタバコを吸う場合には、もう少し早めに交換することをおすすめします。
業者に任せたいメンテナンス項目
ここからは、業者に任せたいメンテナンスについて紹介します。
メンテナンスの内容によっては、自分ではできないこともあります。そのような場合は、車を購入したときのディーラーや中古車販売店、カー用品店、ガソリンスタンド、町の整備工場などに依頼するとよいでしょう。信頼できるメンテナンス先を見つけてください。
エンジンオイルはエンジンの潤滑油であり、エンジンを正常に駆動させるために重要な役割を担っています。
使い続けていると少しずつ汚れてしまい、エンジンの動きが悪くなってしまいます。燃費も悪化していくため、長い目で見て節約のためにも定期的なエンジンオイルの交換は大切です。
エンジンオイルは6カ月ごと、または5,000〜6,000kmを走行するごとに交換してください。ただし、車種によってメーカーが奨励する交換時期が異なります。自分の車のエンジンオイルの交換時期をきちんと把握して、忘れず交換してください。
オイルフィルターは、エンジンオイルの汚れをろ過して取り除くものです。エンジンオイルが正常に機能するためにも、オイルフィルターは重要な役割を果たしています。そのため、オイルフィルターも定期的に交換するようにしてください。
エンジンオイルを2回交換するたびに、オイルフィルターを1回交換することをおすすめします。場合によっては、エンジンオイルを交換するごとにオイルフィルターも交換するようにすすめられるケースがあるかもしれません。エンジントラブルの不安なく運転するためにも、毎回交換してもよいでしょう。
ブレーキオイルは、4年に1回を目安に交換してください。ブレーキペダルを踏んだときに、正常にブレーキを作動させるためにも重要になるのがブレーキオイルの存在です。
長期間交換しないままでは徐々にブレーキオイルが劣化してしまい、ブレーキ性能が低下してしまうでしょう。そうなると止まりたいときに思うように止まれなくなり、安全性に大きな問題が生じてしまうのです。
ブレーキオイルの交換は自分でやろうと思えばできない作業ではないのですが、事故なく安心な走行を続けるためにもプロに依頼することをおすすめします。
タイヤは4年ごと、または走行距離32,000kmごとに交換するようにしましょう。さらに、タイヤは交換するだけでなくローテーションも大切です。
実は、タイヤは位置によって摩耗の進み方が異なります。フロントにエンジンがあるタイプの車の場合、後輪に比べ前輪のほうが摩耗しやすい傾向です。そこで必要になるのがタイヤのローテーションで、定期的にタイヤの位置を入れ替えることでタイヤの摩耗スピードを均等にできます。タイヤの持ちもよくなるでしょう。
走行距離5,000kmを目安にローテーションさせてください。入れ替え方は知識のあるプロに任せるほうが安心です。
バッテリーは3年ごとを目安に交換してください。車のバッテリーはエアコンやカーナビを稼働させるためだけでなく、エンジンの起動にも欠かせません。
バッテリーが経年劣化しているにも関わらず交換しないでいると、突然、エンジンがかからなくなってしまうおそれもあるでしょう。
寒い時期のほうが、バッテリーの性能が悪くなりやすい傾向にあります。交換の時期は冬が終わってからでなく、冬が始まる頃にするなど、タイミングの参考にしてください。
安全性が重要なため、無理に自分で交換しようとせず業者に依頼しましょう。
エアクリーナーは2年ごと、または走行距離20,000kmごとに交換するようにしましょう。空気があまりきれいではない環境、砂ぼこりが多いような環境を日常的に走っている場合には、もう少し早めに交換したほうがよいかもしれません。
エアクリーナーとは、エンジンに取り込まれる空気をきれいにするためのフィルターで、エンジンにホコリや異物を入れないようにする重要な役割があります。
エンジンが正常に動き安全に車が走るように、定期的に交換するようにしましょう。
車のメンテナンス費用を抑えるコツ
車のメンテナンス費用をできるだけ抑えるためにも、日頃から自分自身でメンテナンスしておくことをおすすめします。
問題なく走行できていると日頃のメンテナンスを怠ってしまいがちですが、整備不良の状態が続くと、ある日突然故障してしまうかもしれません。そのときには、修理費用も大きくかかってしまうでしょう。
定期的にメンテナンスを続けておくと、長期的な目で見た場合には全体のメンテナンス費用を抑えられます。また、自分の車の状態にも詳しくなれるでしょう。ただし、自力で不安な作業は業者に依頼してください。
他にも、急発進や急ブレーキを控えることで各部品への負荷が軽減され、メンテナンス費用を削減できます。さらに、複数の業者から見積もり取り、費用を比較して業者を決定しましょう。
カーリースであればメンテナンスを含むプラン選択が可能!
自分で車を所有した場合には、様々なメンテナンスを自分でやらなくてはならず、メンテナンスの費用も時間もかかってしまいます。
それに対してカーリースを利用した場合には、メンテナンスは業者が行うため、いろいろな費用や手間がかかりません。定期的に一定額の支払いが必要ですが、故障したときに突然まとまった支払いが必要になる心配はないため、安心して車を利用できるのではないでしょうか。
車を持つ際の選択肢の一つとして、カーリースも検討してみるとよいでしょう。初期費用をだいぶ抑えられ、常にプロのメンテナンスが受けられます。自動車税などの税金もかからず、毎月の支払額は基本的に変わりません。そのため、計画的に車に乗ることが可能です。
まとめ

カーリースに関してのエキスパート集団です。カーリースに関する様々な疑問にお答えしていきます。